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カプセルと錠剤

インポテンツは勃起力が不足して性交に支障をきたす症状を指しますが、現在ではEDと呼ばれることが多くなっています。
インポテンツのうち8割~9割は精神的な原因が関わっていると言われています。
特に若い世代では、心因性のインポテンツが多数を占めます。
ホルモン分泌に異常がある場合や、外傷の後遺症で勃起に関係する神経が損傷した場合などは、純粋に肉体的な原因といえるので、薬や手術で治療できます。
また近年では、効果の高いED治療薬が開発されており、精神的なインポテンツも薬で治療する場合が多いようです。
薬を利用して成功体験を積み重ねれば、やがて自信がつき、薬なしでも勃起するようになったりします。
しかし治療薬には禁忌や副作用の心配があるため、精神療法で治療を行なう場合も少なくありません。
精神療法には大きく分けて2種類あります。
勃起の障害になっている行動を見つけ出し、これを取り除くのが行動療法です。
心に秘めた不満や過去のトラウマを探し、対話によって解決するのが心理療法です。
いずれの方法にも、細かく分けると多くのバリエーションがあります。
またパートナーと一緒にカウンセリングを受けることで、治療効果を上げられる場合もあります。
インポテンツはカップルの問題なので、ふたりで解決するという姿勢が求められます。

精神療法は医師との対話が必要なため、薬に比べてハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
デリケートな私事を他人に話すのは、慣れないとプレッシャーを感じるものです。
しかし相手は治療の専門家ですし、プライバシーも保護されるので、むやみに心配することはありません。
ひとりで悩むよりも、まずは相談してみることが肝心です。